Aozorakaigiの活動

ライト兄弟(兄ウィルバー1867年、弟オービル1871年生まれ)は、自転車の修理販売店を開いていたが、ドイツのリリエンタールによる グライダーの飛行に興味をいだき、1902年秋からモーターを積んだ飛行機の製作に取りかかり、何度かの失敗の後、1903年12月ノースカ ロライナ州キティーホークで人が操縦する初の動力飛行に成功した。1904年には第2号機、1905年には第3号機を作り、方向転換、旋回、 8の字飛行を行って30分を超える滞空記録を作った。彼らが作った飛行機は1908年から商業用、軍事用にも使われるようになり、現在で は世界の交通機関の中心的乗り物になっている。

松尾学術振興財団の飯田益雄先生は、「科学技術政策断想―その11」(スキエンティア、日本学会事務センター、No. 36, December 2004) の中で「青空研究」という魅力的な言葉を紹介しておられる。その文章によれば、“未来に向けて知恵と意思を自由に働かせる文化的営み” が「青空研究」である。そして、“一般的に、「青空研究」ほど論文になりにくく、その卓抜さが認められるまでに時間がかかる。時には 非常識なこととして無視され、否定されたりする。しかし、常識はかわるのが常識であり、研究には失敗はつきものである。それらを恐れ ては科学は発展しない。” ともいわれている。
ライト兄弟の動力飛行に対する挑戦は、まさに青空研究の好例である。

GPのための矯正カンファランス

矯正治療を希望する患者さんが全国的に増えています。そのため、一般の歯科医師(General Practitioner, GP)で矯正治療を行 う先生も増えています。GPの先生方が、家庭医としてある程度の矯正治療を行うのは大切なことです。しかし、咬合異常の成り立ちは人 によって違うため、治療方針も処置の実際も患者さんによって異なります。GPの先生であっても、矯正治療を行うにはそれなりのトレー ニングを積む必要があるのです。さもないと、患者さんに大きな迷惑をかけかねません。
GPの先生が矯正治療を勉強するには、さまざまな講習会や研修会があります。これらは、基礎的、一般的な知識を学ぶには適していますが、 それだけでは症例に適した治療方針を立てることも、適切な処置をすることも困難です。医科であれ歯科であれ大学病院では、各先生が担当 している症例についてさまざまな視点から意見を交換するカンファランスがあります。カンファランスでの討論を各症例に生かすことによっ て客観的に評価される良い治療を行うことができ、医師・歯科医師の力量が高まるのです。
基礎的、一般的な知識を身につけたGPの先生にも、このようなカンファランスが必要です。そこで、12名のGPの先生方と矯正カンファラ ンスを始めました。それぞれが持ち寄った検査資料を基に、各症例の咬合異常の成り立ちを考え、それに基づいた治療方針について矯正歯科 の専門開業の先生を交えて討論をしています。

優れた矯正歯科理論と技の紹介

優れた矯正歯科理論と技を歯科界に紹介することも、わが国の歯科治療の質の向上にとって大切なことです。このような観点から、筋機能の 正常化を基本においた近藤悦子先生のMuscles Winの理論と技を、豊富な症例とともに紹介するお手伝いをいたします。

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